その他 ASY-01333の旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です

お客様より送付頂いた添付物一式です

背面には32GBのUSBメモリが装着されています

Windows起動を確認、起動時にエラーメッセージあり

スタートアップにてお客様必須アプリと思わしきものの起動を確認 OSはWindowsXPプロです

デバイスマネージャーに異常はなし、しかし時折画面が黒くちらつきます

イベントログを確認したところネットワーク関連のエラーが頻繁に発生してはいますが取り立てて異常はないようです

パソコン内部です

オリジナルHDDはSATAの3.5インチ80GB 型番はST380811AS

オリジナルHDDのクローン作製に成功

クローンHDDの中身を参照したところ、パーティションは一つ、使用領域はおおよそ10GBです

クローンでの仮想環境上での起動を試みたところ7Bブルースクリーンにて起動不可

内部写真2

内部写真3

インターフェースボード ホロジック PCIカード 140-0124 通信コントローラー 骨密度計 海外にて流通あり

オリジナルHDDの使用時間は約9400時間、注意警告が出ているので交換必須です

リアファン 120×120×25

特殊形状CPUファン おおよそ100×100×30 こちらのファン、一切の回転をしない状態になることを確認、CPUがオーバーヒートし不安定、クラッシュの原因になるので交換必須です

専用PCIツールによるbios上でのテストは異常なし

bios画面です、ボタン電池の切れ等は無いようです

電源はATXの460W 使用コネクタは24ピン、CPU４ピン、ペリフェラル4ピン×2、フロッピー4ピン、SATA×1

電源は少なくとも平常時には正常稼働しているようです

電源内部です、画面中央付近の小型コンデンサが破裂してるためオーバーホール必須です

クローンHDＤにて起動を試行したところ、bios上で認識はするがＯＳブートしないという症状が発生、電源を良品に交換したところ通常起動確認、この時点では未確定ですが電源もしくはマザーボードにはなんらかの異常の可能性あり

PCIスロットにてグラフィックボードを装着したところbios画面までは描画しますがOS画面は映らず、三つのスロット全て同じ挙動です

PCIeスロットにてグラフィックボードを装着したところ、こちらはbios画面までは描画するがその後に待機画面から進まない状態になります、またこの検証の際に再びOSブートしない症状が発生、電源を再度交換等しても症状変わらずのためマザーボード起因による動作の不安定化が起きていると思われます

ボタン電池はCR2032

メモリは512MB×2です。別の物に交換しても本体の挙動に変化なし

マザーボード 破裂、膨張しているコンデンサがあります矢印にてしました二つのコンデンサが特に状態が劣化しています、交換もしくはオーバーホール必須です 型番はIN915GVE-HOL 流通無し