産業用コンピュータ Pro3800DBSの旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です。パラレルドングルが装着されています、大きく露出しているインターフェースボードがあります

お客様様から送付された添付物一式です。

予備PCはフロント部に浮きがあります

ご申告のあった通りパソコンは通電状態までは確認出来ますが、映像出力なし、正面の電源ボタンを操作しても挙動に変化ない状態です

フロントパネル内部です、この時点で気になる点として右下側に鍵付きのHDD収納スペースらしき物があります

パソコン内部です、中央下寄りに露出したHDDが格納されています

露出したPATAの10GBのHDDです。 型番はST310211A

HDDケース内には格納されているHDDがあるようですが鍵開錠以外で内部に直接アクセスする手段がありません

中央HDDのクローン作製に成功

クローンHDDの中身を参照したところ、FATパーティション一つ、実際の使用領域はおおよそ3.5GB システムフォルダが確認出来ます

中央オリジナルHDDの健康状態は注意かつ使用時間が10万時間を超えているため交換必須です

格納HDDに関してはクローン作製不可・健康状態の参照不可

電源はATXの250Wです。 使用コネクタはマザー20ピン・ペリフェラル×2・フロッピー4ピン 特殊仕様の電源である可能性があります。 型番はSeventeam ST-250GL 同一品の流通無し

電源はテスターに接続しても反応がありませんがかならずしも異常とは言えません

別の電源に交換しても挙動に変化なし、少なくとも通電状態にはなる挙動は共通しています

電源内部です、劣化しているためオーバーホールが必要です

仮想環境にて起動を試みたところデータに損傷ありとの警告あり

データ修復を実行しましたが再インストールを促され仮想環境では起動確認出来ず

詳細なデータ検証行ったところ破損しているデータがかなりあるようです

9000近くのファイルが損傷しています。これらは主に以下のカテゴリに分類できます: 1. システムファイル 2. Windows関連ファイル3. ドライバファイル 4. アプリケーションファイル 5. 設定ファイル 6. ヘルプファイル 7. 画像ファイル

予備PCはbios起動することを確認

予備PCに搭載されいたWindowsの起動を確認、こちらのOSはシステムの予備も兼ねている物なのか要確認

オリジナルPCのHDDを搭載したところOS起動を確認。ネットワークパスワードの入力を求められますがスキップ可

デスクトップ画面です、見たところ大きな異常はないようです

オリジナル機のインターフェースボードは背面露出の1つを含めると計7台あります、そのうち3つは予備PCにも同一の物が搭載されています

cpuファン 50x50x15

グラフィックボード Matrox G2dmila/8d/oe2 AGP 8mb 海外にて流通あり 予備PCに同一部品あり

インターフェースボード PCI-2727A 流通要確認

COGNEX MVS 8100 FRAME GRABBER /VPM-8100S-000 REVA OPT:J 流通あり