Pro1020S4Y-SP2の旧型PC修理

パソコン正面です

背面です

お客様より送付された添付物一式です

OSが起動することを確認、ご申告によりますと起動中の動作が不安定とのことです

パソコン内部です

オリジナルHDDはPATAの20GB 型番はST320014A

電源は小型ATXの250W 使用コネクタはマザー20ピン・CPU4ピン・フロッピー4ピン・ペリフェラル×2本

電源は平常時は正常に動作しているようです

電源内部です、劣化しているためオーバーホールが必要です

内蔵電池はCR2032

bios画面です、意図した物なのか時計設定は10年以上前で時間も一致していません、内蔵電池切れと言う訳ではないようです

オリジナルHDDの使用時間は約15000時間です

HDDの使用領域は約2.5GBです

仮想環境での起動を検証したところブルースクリーンエラー

イベントログを確認したところ2015年6月24日から時計がリセットされているようです。おそらくこのタイミングで電池を交換したか意図的にリセットしたのかと推察します

socket478 CPUクーラー

リアファン 80x80x25

マザーボードは劣化しているためオーバーホールが必要です 型番はABIT SG-71 海外にて流通あり

専用pciツールによる簡易テスト通過を確認

少なくともOS上でのシリアルポートのループバックを確認済み

付属のCDにてオリジナル機でのクリーンインストールを実行

付属CDよりドライバ適用

必須ソフトと思われるソフトをクリーンインストール環境で実行したところエラーにより起動せず、必須ファイルもしくは何らかの設定が必要なようです

オリジナル機にてクローンHDDから必須アプリと思わしきものを起動するとシリアル通信をしていることを確認

必須アプリと思わしきものはオリジナル機でウィンドウを動かすと動作にカクつきが見られます、SSDに変更しても変化はないことを確認

稼働時の熱分布に異常なし

クリーンインストールデータでもアプリの起動に成功、挙動としてはオリジナルと変化なし、ウィンドウ操作をするとかくつきます