SONY VPCJ119FJの修理

SONYの液晶一体型パソコンです。 型番　VPCJ119FJ 前面の状態です。

背面の状態です。

付属品一覧。 キーボード、マウス、ACアダプター、電源ケーブル、Bluetoothアダプタです。

HDDの健康状態はいいようです。 ですが、通電時間は347日(8346時間)となっておりますので経年劣化が進んでいます交換をおすすめする劣化レベルです。

診断ソフトでメモリに異常がないかのテスト中です。 追記:メモリテスト中に電源が落ちました。

お客様のデータを守るために、 背面パネルを外して中のHDDを外してから、その他異常がないかチェックしていきます。

データ保全の為にクローンを作成します。

SATAケーブルがもう少しで断線してしまいそうです。

メインボードカバーを外していきます。

カバーを外しました。

ファンには埃が溜まっています。 エアブローして綺麗にしていきます。

ファンとヒートシンクを取り外しました。 こちらのファンは軸が膨張し、規定の回転数を保てない状態と思われます。

テストファンで冷却しながら再テスト。 これで落ちなければファン部品交換必須です。

メモリテストは正常にパスしました

同型のファン部品を複数調達して試行しています。ファンは冷却能力と清音を求めて実際に取り付けて検証が必要です。

ぶれずに清音で回転しています。 アイドルテストとストレステストを行います CPU温度を上げて高速回転でも落ちないかをテストします

CPU冷却に使われるのは熱伝導率の良い銅なののヒートパイプ、内部にはフロンやアルコールなどの液体がごく少量真空状態で封印され、ヒートシンクとファンにより冷やすことでCPUの熱を排出します。